社用携帯のキャリア満足度、一番高いのはどこ?
「毎月の通信費、もう少し安くならないだろうか」「今のキャリアのまま使い続けて本当にいいのか」──通信契約の見直しを考えるとき、他の利用者がどのキャリアを選び、どの程度満足しているのかは気になるポイントです。
MMDLabo株式会社(東京都中央区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所は、2026年4月24日〜4月28日の期間で「2026年4月通信4キャリアの法人向け携帯電話に関する調査」を実施しました。この記事では、その調査結果を整理しながら、通信契約を見直す際の判断材料としてどう読めばよいかを確認していきます。
まず押さえておきたいのは、今回の調査は法人向け、つまり社用携帯電話に関するものだという点です。予備調査は20歳〜69歳の企業に勤める経営者・正規雇用者または公務員の男女15,000人を対象とし、本調査では社用携帯を現在導入しており導入・契約内容の検討に関わった865人が回答しています。
主な結果は次のとおりです。
大手4キャリアの総合満足度は、楽天モバイルが79.1%でトップ
次いでdocomoが74.7%、SoftBankが70.3%
乗り換え意向は29.5%
乗り換え検討先は「au」がトップ(43.5%)、次いで「SoftBank」(34.6%)
個人契約の満足度とは調査の対象者が異なるため、この数字をそのまま自分のスマホ選びに当てはめられるわけではありません。ただし、法人の現場でもキャリア選びが固定化していないことを示すデータとして、通信契約を見直す際のひとつの手がかりにはなるでしょう。

楽天モバイルが79.1%で満足度トップ──docomoは74.7%で2位
通信コストや使い勝手が気になるのは、個人契約だけではありません。法人向けの社用携帯でも、キャリア選びは毎月の固定費に直結する問題です。
MMD研究所の調査によると、社用携帯電話における大手4キャリアの総合満足度(「満足」と「やや満足」を合わせた割合)は次のとおりでした。
1位:楽天モバイル──79.1%
2位:docomo──74.7%
3位:SoftBank──70.3%
楽天モバイルがトップ、docomoが2位という結果です。約4.4ポイントの差があり、法人利用の現場で楽天モバイルへの評価が高いことがうかがえます。なお項目別では、通信速度の満足度はdocomo(77.6%)がトップで、コストパフォーマンス(86.7%)・顧客サポート(72.0%)・利用開始までの速さ(81.3%)は楽天モバイルが最多でした。
ただし、この数値はあくまで社用携帯を対象にした法人向け調査の結果です。個人契約とは調査の対象者が異なるため、「自分のスマホ選びにそのまま当てはまる」とは限りません。法人と個人では料金プランの構成やサポート体制が違うことも多く、満足度の背景にある要因も異なります。
キャリアの乗り換えやプラン見直しを考えるとき、こうした調査データは判断材料のひとつになります。自分の契約が法人向けなのか個人向けなのかを意識したうえで、数字を読み取ることが大切です。

約3割が乗り換えを検討中──検討先は「au」がトップ、その理由は?
「今の契約のままでいいのか」と感じつつも、比較が面倒で放置している──そんな状態に心当たりはないでしょうか。
MMD研究所の調査によると、社用携帯電話の利用者のうち乗り換え意向があると答えた割合は29.5%でした。およそ3人に1人が、現在のキャリアからの変更を視野に入れていることになります。
乗り換えを検討している人を対象に検討先を聞いたところ(複数回答)、最も多く挙がったのは「au」で43.5%、次いで「SoftBank」が34.6%、「楽天モバイル」が34.0%という結果でした。
この調査は法人向け(社用携帯)が対象ですが、通信コストの見直しという点では個人契約にも通じる話です。毎月の固定費を増やしたくないと考えているなら、まず「自分の契約がどのキャリアで、どんなプランになっているか」を把握することが出発点になります。約3割が動き出そうとしているという数字は、今の契約を見直す判断材料のひとつになるはずです。

この調査結果、個人の契約見直しにも参考になる?
「楽天モバイルの満足度が高い」「乗り換え先はauが人気」──こうした数字を見ると、自分のスマホ契約にもそのまま当てはまると感じるかもしれません。ただし、このデータを個人の判断材料にする前に、押さえておきたいポイントがあります。
今回の本調査の対象は、社用携帯を導入している法人の担当者865人です。会社が契約・管理する携帯電話について、導入や契約内容の検討に関わった人が回答しています。個人が自分で選んで契約するスマホとは、選定基準も重視する項目も異なる可能性があります。
法人契約では、台数まとめての割引や管理機能が重視されやすい
個人契約では、月々の料金プランや家族割、端末の好みが判断に大きく影響する
満足度や乗り換え意向の背景にある事情が、法人と個人では違う
また、MMD研究所のリリースには「アンケート調査により回収された」データである旨が明記されています。アンケート調査とは回答者の主観に基づく結果であり、通信品質の客観的な測定値とは性質が異なります。
キャリアの乗り換えやプラン見直しを考えるとき、こうした調査結果は「世の中の傾向を知る手がかり」にはなります。ただし、法人向けの数字をそのまま個人の契約判断に重ねると、自分の使い方に合わない選択につながるおそれもあります。データの対象が誰なのかを確認したうえで、自分の利用状況と照らし合わせることが大切です。
通信コストを増やさず契約を見直すには?──今日確認しておきたい3つのポイント
「毎月の通信費をこれ以上増やしたくない」──契約を見直すときに最も気になるのはこの点ではないでしょうか。ここでは、今回の調査結果を判断材料として活かすための確認ポイントを整理します。
【1】満足度や乗り換え意向の調査結果を「自分の状況」と照らし合わせる
今回のMMD研究所の調査は、社用携帯(法人契約)を対象にした結果です。個人契約とは調査の母集団が異なるため、数字をそのまま自分のケースに当てはめられるとは限りません。ただし、キャリアごとの満足度の傾向や、約3割が乗り換えを検討しているという結果は、自分の契約内容を見直すきっかけのひとつにはなります。
【2】「なんとなく続けている契約」がないか振り返る
乗り換え意向が29.5%あるということは、裏を返せば約7割は現状のまま使い続けています。それが納得のうえなのか、見直す機会がなかっただけなのかで意味は大きく変わります。法人・個人を問わず、今の契約が自分の使い方に合っているかを改めて考えてみることが大切です。
【3】調査の詳細データで比較材料を増やす
今回の調査結果の詳しいファイルは、MMD研究所のサイトで会員登録後にダウンロードできます。キャリアごとの細かな比較項目を確認すれば、コストだけでなく満足度の内訳も把握でき、判断の材料を増やしやすくなります。
大切なのは、調査データはあくまで判断材料のひとつだということです。自分の利用状況や契約条件と突き合わせたうえで、「本当に今のままでいいのか」を確認する──その第一歩として、今回の数字を活用してみてください。
結局、どうすればいい?──まとめと次のアクション
ここまでの内容を整理します。MMD研究所の調査によると、法人向け社用携帯の大手4キャリア総合満足度は楽天モバイルが79.1%でトップ、docomoが74.7%、SoftBankが70.3%と続いています。一方、乗り換え意向は29.5%あり、検討先は「au」が43.5%でトップ、次いで「SoftBank」が34.6%という結果でした。
ただし、この調査はあくまで法人向け(社用携帯)が対象です。個人契約とは調査の母集団が異なるため、「自分のスマホ契約にそのまま当てはまる」とは限りません。
通信契約の見直しを考えている場合は、次の点を意識してみてください。
今回の満足度データは社用携帯の結果であり、個人利用の評価とは分けて考える
乗り換えを検討する際は、自分の利用状況と照らし合わせて判断材料にする
調査の詳細はMMD研究所の公式サイトで確認できる
数字だけを見て焦る必要はありません。まずは元データに目を通し、自分の契約内容と比べてみることが、納得のいく判断への第一歩です。
出典:MMD研究所



