中古スマホ専門ECサイト「にこスマ」が2025年2月の中古スマホ/機種別販売数・買取数ランキングを発表した。販売数ランキングでは、15カ月連続でiPhone SE(第2世代)が首位をキープ。コンパクトサイズの「iPhone 13 mini」も人気が上がっているという。
2025年2月の販売数ランキング 、不動の人気機種はiPhone SEシリーズ

にこスマの中古スマホ/機種別販売数ランキングでは、全体的にiPhone SEシリーズが人気を集めた。1位はiPhone SE(第2世代)で、なんと15カ月連続でトップをキープ。後続のiPhone SE(第3世代)も、64GBが3位、128GBが8位にランクインした。Face ID(顔認証)が主流のiPhoneで数少ないTouch ID(指紋認証)対応機種であることや、ポケットに入れられるコンパクトなサイズ感が人気を後押ししているようだ。同様に小型の「iPhone 13mini」が、8位から5位と順位を上げた。
動画視聴する人が増えたことやバッテリー消費の増加、機能性の向上などの理由から、昨今はスマホの大型化が進んでいる。しかし、片手操作がしにくい、携帯しにくいというデメリットから、小型機種を求める人が多いようだ。
iPhone一強の中で、唯一ランクインしたのは「AQUOS sense3」。普段使いには十分なスペックと1万円以下で手に入る価格の安さが魅力で、10位から2位へとランクが急上昇した。
買取数ランキングはiPhone 8が1位に返り咲き

買取数ランキングでは、iPhone 8(64GB)が4カ月ぶりに1位に返り咲いた。2017年に発売された機種だが、指紋認証やUSB-Type Cの充電に対応しており、依然として需要が高い。にこスマでは、状態が良ければ5,000円以上の値で買い取ってくれるようだ(2025年3月7日現在)。
iPhone SEシリーズは、販売数のみならず買取数の増加も顕著で、3位/iPhone SE (第2世代)(64GB)、4位/iPhone SE (第3世代)(64GB)、8位/iPhone SE (第2世代)(128GB)と、それぞれランクイン。
また、iPhone 13シリーズの買取数も増えており、2位/iPhone 13(128GB)、9位/iPhone 13(256GB)、10位/iPhone 13 Pro(128GB)という結果となった。
にこすまによると、新型iPhone 16eの発表後に販売数・買取数ともに大きな動きがあり、発表前後の1週間で比較すると、iPhone SE(第2世代)とiPhone SE(第3世代)の買取取引数が約2倍に増加したという。おそらくiPhone 16eの発表・発売により、機種の買い換えを検討する人が増えたのだろう。iPhone SEの販売数・買取数増加は、今後も続くと見られる。
出典:【にこスマ】
※サムネイル画像は(Image:「Apple」「SHARP」公式サイトより引用)