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「Win11が遅い」のは気のせいじゃなかった。MSが基本機能を大規模修正、5月配信へ

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(画像はスマホライフPLUS編集部作成)

「Windows 11にしてから、なんだかパソコンがもたつく気がする」——そんな不満を抱えてきた方に、ようやく朗報です。Microsoftが2026年4月17日にWindows 11のプレビュー版を公開し、エクスプローラーやタスクバーなどWindowsの中核となる機能に大規模な信頼性アップデートが施されることが明らかになりました。新機能の追加ではなく、「今ある機能をきちんと速く、安定して動かす」ことに振り切った内容で、2026年5月以降のWindows Updateで一般ユーザーにも順次展開される予定です。

エクスプローラーがようやく「本来の速さ」を取り戻す

Windows 11のエクスプローラーは、Windows 10に比べて読み込みが遅い傾向にあることが以前から指摘されてきました。Windows 11ではエクスプローラーのUIが刷新されたことで見た目はモダンになった反面、動作のもたつきを感じるユーザーが少なくありませんでした。

今回のアップデートでは、このエクスプローラーの読み込み速度が改善されます。加えて、ファイルの表示方法をカスタマイズしていた場合に、別のアプリから開いても同じ見た目を引き継ぐようになるとのこと。「さっきまで大アイコン表示にしていたのに、急に詳細表示に戻る」といった地味なストレスも解消されそうです。

さらに、エクスプローラーが予期せず停止するバグの修正も含まれています。ファイル操作中にエクスプローラーが落ちてタスクバーごと消える——という経験をした方には待望の修正でしょう。

タスクバーと設定アプリ、日常の「小さなイライラ」を一掃

タスクバーに関しても改善が入ります。クイック設定などのタスクバーフライアウト操作時の信頼性が向上し、通知領域のアイコンやウィンドウ切り替えが不安定になるケースが減少する見込みです。

設定アプリの「インストール済みアプリ」画面にも手が入ります。従来は、PC上の全ソフトウェアのリスト作成・アイコン取得・ストレージ使用量の計算をすべて終えてから画面を表示していたため、アプリ数が多いPCでは読み込みに長い時間がかかっていました。今回のアップデートで表示速度が改善されるとのことです。

「ディスクとボリューム」表示の長い遅延が解消、クリップボードも高速化

設定アプリの「システム → ストレージ → ストレージの詳細設定 → ディスクとボリューム」ページも大きく改善されます。従来、大容量のストレージを使用していたり、複数のパーティションに分割されたHDDを使っているユーザーでは、詳細の表示に10秒以上の遅延が発生する場合がありました。今回のアップデートにより、このページへの遷移が大幅に高速化されるとのことです(Windows Latestの実機テストでは瞬時に表示されることを確認)。

また、「Win」キー+「V」キーで呼び出せるクリップボード履歴も、表示されるまでの時間が改善されています。コピー&ペーストを頻繁に使う作業では、このわずかなタイムラグの短縮が積み重なると体感の快適さが大きく変わります。

スリープ復帰とPC起動も高速化——朝の「待ち時間」が減る

PCをスリープ状態から復帰する際のWindows Hello(指紋認証・顔認証)の信頼性と初期化スピードが向上しています。ノートPCを開いてすぐに作業を始めたいのに、認証画面がなかなか反応しない……という場面が減りそうです。

さらに、システム起動後にアプリケーションを自動で立ち上げる「スタートアップ」のパフォーマンスも向上。デスクトップ画面が表示された直後の動作がスムーズになるとのこと。PC起動直後に操作しようとしてもマウスカーソルがグルグル回って何も触れない、というあの時間が短縮されることになります。

このほか、「Win」キー+「.(ピリオド)」で表示される絵文字パネルのキーボードナビゲーションの信頼性も向上し、矢印キーを使った際の入力ミスや不具合が軽減されています。

まとめ

今回のアップデートには、目を引く新機能はありません。しかし、だからこそ評価したい内容です。

Windows 11はリリース以来、AIアシスタント「Copilot」の統合やRecall機能など新機能の追加に力を注いできました。その一方で、エクスプローラーの動作の遅さやタスクバーの不安定さといった「毎日使う基本機能」の完成度に対する不満の声は根強く残っていました。今回の大規模な信頼性アップデートは、Microsoftがようやくこうした声に正面から向き合った結果と言えます。

気になるのは実際の体感速度ですが、Windows Latestの実機テストによれば「ディスクとボリューム」ページの遅延は劇的に短縮されており、少なくとも一部の場面では明確な違いを感じられるはずです。

このアップデートは2026年5月のPatch Tuesday(5月12日予定)で一般展開される予定です(一部の変更は4月のオプションアップデートでも先行配信)。特別な操作は不要で、通常のWindows Updateを適用すれば反映されます。Windows 11の動作に不満を感じていた方にとって、このアップデートは「もう少し使い続けてみよう」と思える転換点になるかもしれません。

出典:GIGAZINE

参考:Windows Insider Blog(Release Previewチャンネル公式発表)Windows Insider Blog(Devチャンネル公式発表)Windows Insider Blog(Betaチャンネル公式発表)Windows Latest(5月アップデート詳報・実機テスト)Windows Latest(エクスプローラー改善詳報)BleepingComputer(KB5083769リリースノート)

スマホライフPLUS編集部

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