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iPhoneにあってAndroidになかった「バッテリー診断」、無料アプリがついに対応した!

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(画像はスマホライフPLUS編集部作成)

「自分のスマホ、あとどのくらい使えるんだろう?」——そう思ったことはありませんか。バッテリーの持ちが悪くなってきた気がする、ゲーム中にやけに熱くなる、そもそもこのスマホのカメラセンサーって何が載っているんだっけ。そんな疑問に無料で答えてくれるAndroidアプリ「Inware」が、バージョン7.0への大型アップデートで大きく生まれ変わりました。

今回のアップデートでは、Googleの最新デザイン言語「Material 3 Expressive」を全面採用した見た目の刷新に加え、バッテリーの充放電サイクル数や発熱によるパフォーマンス制限(サーマルスロットリング)のリアルタイム検知など、実用的な新機能が追加されています。Google Play Storeから無料でダウンロード可能です。

Inware 7.0で追加された4つの注目機能

まず、今回のアップデートで何ができるようになったのかを整理しましょう。新たに確認できるようになった項目は以下の4つです。

1. バッテリー充放電サイクル数

スマホのバッテリーは「充電して使い切る」を繰り返すことで徐々に劣化します。この繰り返しの回数が「サイクルカウント」で、バッテリーの健康状態を判断する重要な指標です。iPhoneでは以前からOSレベルで確認できましたが、Androidでは端末やメーカーによって対応がまちまちでした。Inware 7.0でこの数値が確認できるようになったのは、長くスマホを使い続けたい人にとって大きなメリットです。

2. サーマルスロットリングの検知

スマホが高温になると、CPUやGPUが自動的に性能を落として発熱を抑える仕組みが「サーマルスロットリング」です。ゲームや動画編集中に急にカクつく場合、原因がスロットリングであることも少なくありません。Inware 7.0では、この制限が今まさに発動しているかどうかをリアルタイムで確認できます。

3. 6GHz帯Wi-Fiの利用状況

Wi-Fi 6E以降で利用可能になった6GHz帯は、電波の混雑が少なく高速通信が期待できる周波数帯です。自分のスマホとルーターが実際に6GHz帯で接続できているのか、確認する手段は意外と限られていました。Inware 7.0なら、現在の接続が6GHz帯を使っているかどうかが一目でわかります。

4. Threadプロトコルの対応状況

Threadは、スマートホーム機器同士が低消費電力で直接通信するためのネットワーク規格です。GoogleのNestシリーズなどで採用が進んでおり、Matter対応デバイスの基盤技術のひとつでもあります。自分のスマホがThreadに対応しているか確認できるのは、スマートホーム環境を構築したい人には嬉しい追加です。

Material 3 Expressiveで見た目も操作感も一新

機能面だけでなく、デザインも大きく変わりました。Googleが推進する最新デザイン言語「Material 3 Expressive」を全面的に採用し、アプリの見た目がモダンに刷新されています。

画面上部にはバッテリー残量・CPU使用率・デバイスモデル名などの重要情報がタイル状に配置され、その下に各カテゴリのメニューが並ぶ構成になりました。フォントにはGoogleの新書体「Google Sans Flex」が使われ、アニメーションも随所に追加されています。

開発元によればアプリは「上から下まで全面的に作り直された(rewired top to bottom)」とのことで、言語翻訳の更新やバグ修正も含む、名実ともにメジャーアップデートと言える内容です。

ライバルアプリとどう違う? AIDA64・CPU-Z・DevCheckとの比較

Androidのデバイス情報アプリはInwareだけではありません。代表的なライバルアプリの特徴も押さえておきましょう。

AIDA64は、PC用ベンチマークソフトで知られるブランドのAndroid版です。無料で利用でき、CPUのリアルタイムクロック測定やバッテリー温度のリアルタイム表示など、モニタリング機能に強みがあります。2026年3月15日にバージョン2.19がリリースされ、折りたたみデバイスへの対応改善やExynos 2600のコアアーキテクチャ検出の修正が行われました。

CPU-Zも、PC向けの定番ツールから派生したアプリです。SoC(システムオンチップ)の名前やアーキテクチャ、コアごとのクロック速度など、プロセッサ周りの情報に特化しています。2026年4月リリースのバージョン1.55が最新版で、デバイスプロファイルをURLで共有できる「オンライン検証機能」が特徴的です。

DevCheckは、プライバシー重視を掲げる無料・広告なしのアプリで、Google Play Storeで1,000万回以上ダウンロードされています。ルート権限やShizukuとの連携で、通常アクセスできないシステム情報まで取得できる点が上級者に支持されています。

こうした中でInwareの立ち位置は、「専門知識がなくても、自分のスマホの状態をわかりやすく把握できる」という点にあります。AIDA64やCPU-Zがどちらかといえば技術者向けの詳細データを提供するのに対し、Inwareはストレージ・メモリ・カメラセンサー・ディスプレイ情報・充電速度といった日常的に気になる項目を、整理されたUIで見せてくれるアプリです。今回のMaterial 3 Expressiveデザイン採用で、その「わかりやすさ」がさらに強化されたと言えるでしょう。

まとめ

Inware 7.0で最もインパクトが大きいのは、バッテリーサイクル数の表示対応です。スマホの買い替えサイクルが年々長期化する中、「バッテリーがどれだけ劣化しているか」を客観的に把握できる意味は小さくありません。これまでAndroidユーザーがこの情報を得るには、隠しメニューやサードパーティの有料アプリに頼る必要があるケースもありました。それが無料アプリで手軽に確認できるようになったのは歓迎すべき変化です。

サーマルスロットリングの可視化も実用的です。「最近スマホが遅い気がする」という漠然とした不満の原因が、実は発熱による性能制限だった——そんなケースを自分で切り分けられるようになります。

一方、こうしたデバイス情報アプリの宿命として、端末やAndroidバージョンによって取得できる情報に差が出る可能性はあります。バッテリーサイクル数やサーマルスロットリングの情報は、OSやハードウェア側がAPIを公開していなければアプリから読み取れません。すべての端末で同じ体験が得られるとは限らない点は留意しておくべきでしょう。

それでも、「自分のスマホの今」を知る第一歩として、Inware 7.0は最も手軽な選択肢のひとつです。無料で試せるアプリですから、まずはインストールして、普段は見えないスマホの中身を覗いてみてはどうでしょうか。

出典:9to5Google 参考:APKMirrorAIDA64CPUID

スマホライフPLUS編集部

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