X(旧Twitter)アカウントでポストを引用されたにも関わらず、引用欄を開くと引用したアカウントが表示されていないケースに遭遇したことはありませんか?

この原因の多くは、フォロー外の鍵垢(非公開アカウント)から引用されていることにあります。
鍵垢では、自分のポスト(ツイート)を非公開に設定できるため、フォローしていないユーザーにはポストだけでなく、それを引用した内容も閲覧できません。
そのため、自分のポストに関する感想や意見が非表示となり、「怖い」「気持ち悪い」と感じる人も少なくない状況です。本記事では、こうした鍵垢からの引用に対する対策についてご紹介します。
Xの鍵垢からの引用(リツイート)は「投稿者側から確認不可」
まず前提として、Xでは鍵垢からの引用(リツイート)は「投稿者側から確認不可」です。

つまり引用されたアカウント目線だと、鍵垢から引用されても「引用されたこと自体は分かるが、何をつぶやかれたのかが分からない」状態となります。
鍵垢からの引用(リツイート)が「怖い」とされる理由:嫌がらせ目的の場合がある
鍵垢からの引用(引用リツイート)が怖いと感じる理由は、「何を言われているか分からない」ため。
つまり嫌がらせ目的で引用されている可能性があるからです。

例えば、自分の何気ない「旅行行きたいな~」というポストに対して、鍵垢から引用され、「少しは働けばいいのに。」と返されている場合があります。しかし、その引用内容が自分には見えていない可能性があります。
このように、引用された内容が確認できない状況では、不安や「怖い」と感じる方が多いのも無理はありません。
X/Twitterの鍵垢からの引用(リツイート)のアカウント特定方法は?
結論から述べると、X(旧Twitter)で鍵垢から引用しているアカウントを「確実に特定する方法」はありません。ただし「ある程度の精度では、特定できるかもしれない方法」は存在します。
「自分をフォローしている鍵垢」をフォローバックしてみる
自分のフォロワーの中にフォローバックしていないアカウントがいる場合、フォローリクエストを送信。
フォローリクエストが承認されたら、そのアカウントのポストを確認するという方法があります。もちろん、フォローが承認されれば過去の引用のポストも閲覧可能。嫌がらせではなく、肯定的な内容として引用している可能性もあるので安心できるでしょう。
ただし相手が「嫌がらせ目的」で引用をしている場合、自分からのフォローリクエストを承認してくれる可能性は低く、無駄足となってしまうこともあります。
鍵垢からの引用(リツイート)を特定できるツールは存在する?
鍵垢からの引用を特定できるツールは2024年1月現在、存在しません。仮に「鍵垢からの引用を特定できる」と謡うツールやアプリがあったとしても、ウイルスが仕込まれている悪質ツールの可能性が高いため、利用するのはやめましょう。
鍵垢から引用(リツイート)された場合の対処法
では、鍵垢から引用リツイートされた場合の対処法はどうすればいいのでしょうか?ここでは以下の3つの方法を紹介します。
当該ポストを削除する
当該ポストを削除すると、引用したポストは引用元を失います。

自分も鍵垢にする
自分も鍵垢してしまえば、自分をフォローしていない嫌がらせ目的の引用をシャットアウトすることが可能。ただし、自分のアカウントの拡散力が少なくなってしまう点には注意が必要。自分のX/Twitterの利用目的やスタイルによっては、向いていない場合があります。
無視する
先述してきた通り、鍵垢からの引用は、いずれにせよ自分のアカウントからは確認できません。確認できないものはないものとして諦めて「無視」する方が気持ちが楽でしょう。
まとめ
X(旧Twitter)で自分がフォローしていない鍵垢から引用リツイートされた場合、どのアカウントにどんな内容で引用リツイートされたかを知ることはできません。
趣味で使用しているプライベートのアカウントであれば、この鍵垢からの引用リツイートが気になる場合は、自分のアカウントも非公開にするのがおすすめ。ただし、アカウントを大きく育てたいと考えている場合は、非公開にしてしまうと拡散力が少なくなくなるため、鍵垢からの引用リツイートを「気にしない」と割り切るしかないでしょう。