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PCのブラウザ作業、まだ手動? 指示するだけで自動化するAI「Cowork」とは

「パソコンで毎日同じブラウザ作業を繰り返している」「複数のWebサービスを行き来するのが面倒」──業務でPCを使っていると、そんな場面は珍しくありません。そこに関わる新しいAIサービスが発表されました。ただし、誰でもすぐに使えるものではなく、対象や条件には注意が必要です。この記事では、公式プレスリリースの情報をもとに、何が発表されたのか、誰が対象なのか、今の段階で確認しておきたいポイントを整理します。

 

PCのブラウザ作業、まだ手動? 指示するだけで自動化するAI「Cowork」とはの画像1
(画像はスマホライフPLUS編集部作成)

 

「Cowork」って何? PCのブラウザ作業を自動化するAIが登場

株式会社ナレッジセンスは、同社が提供する法人向けChatGPTサービス「ChatSense(チャットセンス)」の新サービスとして、「Cowork」を発表しました。

ChatSenseは、社内の独自データを活用できるセキュアな法人向けChatGPTサービスです。つまり、すでに企業向けにAIチャットの基盤を持っている会社が、その延長線上に新たな機能を追加した形になります。

では「Cowork」とは何かというと、ブラウザ上のあらゆる操作を自動化し、複数のツールを横断的に処理できる法人向け自律型AI(人間の指示を受けて自分で判断・操作するAI)です。人間がAIに指示するだけで操作を自動化できるという点が特徴とされています。

提供元:株式会社ナレッジセンス(ChatSenseの開発・運営会社) 位置づけ:ChatSenseの新サービスとして発表 対象:エンタープライズ(大企業)向け できること:ブラウザ操作の自動化、Excel・PowerPointなど複数ツールの横断処理

注意したいのは、Coworkは個人向けのサービスではなく、あくまでエンタープライズ向けに発表されたものだという点です。職場でPCを使う方にとっては、今後の業務ツールの選択肢として関わってくる可能性がありますが、対象範囲や時期は順次変更される可能性もあるため、続報を確認しておくことが大切です。

 

ChatSenseはどんなサービス? 法人向けChatGPTの基本を押さえる

「ChatGPT」という言葉は聞いたことがあっても、会社で使うとなるとセキュリティが心配──そう感じる方は少なくないはずです。ここでは、今回のニュースの土台となる「ChatSense」の基本を整理します。

ChatSense(チャットセンス)は、株式会社ナレッジセンスが提供する法人向けのChatGPTサービスです。法人向けとは、個人ではなく企業や組織が業務で使うことを前提に設計されたサービスを指します。

大きな特徴は、社内の独自データを活用できる点です。一般的なChatGPTはインターネット上の情報をもとに回答しますが、ChatSenseでは自社が持つ資料やデータをAIに読み込ませて活用できます。

もう一つのポイントは「セキュアな」サービスであることです。セキュアとは、情報の安全性が確保されている状態のこと。業務で扱う情報には顧客データや社内の機密が含まれるため、安全面への配慮は企業にとって欠かせない判断材料になります。なお公式情報によれば、ChatSenseは国立大学や官公庁、プライム上場企業にも多数導入されており、導入企業の多くは従業員100名以上の規模とされています。

個人のスマホやPCで直接使うサービスではありませんが、勤務先が導入すれば日常業務に関わる可能性があります。まずは「法人向けに設計されたChatGPTサービス」という基本を押さえておきましょう。

 

新サービス「Cowork」は何ができる? ブラウザ操作の自動化とは

Coworkの中心的な機能は、「ブラウザ上のあらゆる操作を自動化」できることです。プレスリリースでは、人間がAIに指示するだけで、検索・フォーム入力・データ収集といった操作を自動実行し、複数のツールを横断的に処理できると説明されています。

注目したいのは、対応範囲がブラウザだけにとどまらない点です。ExcelやPowerPointなど複数のツールを横断した作業にも対応し、データ収集からレポート作成までの一連の業務をAIが一気通貫で処理するとされています。

そもそも、なぜいま自律型AIなのか。背景にあるのが、従来の業務自動化ツールであるRPA(あらかじめ決めた操作を自動実行する仕組み)の課題です。プレスリリースでは、RPAには「画面のレイアウトが少し変わると動かなくなる壊れやすさ」「設定・管理できる人材が限られる属人化」「導入・構築の高コスト」といった課題があると指摘されています。

ここでいう「自律型AI」とは、人間が細かい手順を一つずつ指定しなくても、指示の意図を汲んでAI自身が判断しながら操作を進めるタイプのAIを指します。RPAのように事前にシナリオを組む必要がなく、画面レイアウトが変わっても対応できるため、特定の担当者に依存しにくい点が、従来の自動化ツールとの違いとして打ち出されています。

ただし、具体的にどのWebサービスにどこまで対応しているか、どの程度複雑な操作まで自動化できるかといった詳細は、現時点のプレスリリースでは明らかにされていません。ベータ版の段階であるため、実際の使い勝手や対応範囲は今後の情報を待つ必要があります。

 

ベータ版はいつから使える? 募集開始日と申込方法

「興味はあるけど、いつから試せるの?」「申し込みはどこからすればいいの?」──公式発表で分かっているスケジュールと申込方法を整理します。

募集開始日:2026年4月30日より、ベータ版ユーザーの募集が始まっています。 利用環境の配布:5月初旬から順次、利用環境を配布予定とされています。募集開始=すぐ使えるわけではない点に注意してください。 新規で申し込む企業:公式の問い合わせフォームから申し込む形です。 既存のChatSenseユーザー:営業担当者に連絡する流れになっています。

なお、対象範囲や提供時期は順次変更される可能性があります。申し込みを検討する場合は、公式ページで最新の情報を確認しておくと安心です。

 

個人や中小企業でも使える? エンタープライズ向けという点に注意

「Cowork」や「ChatSense」という名前を目にして、「自分のパソコンでも使えるのかな?」と気になった方もいるかもしれません。しかし、今回の発表では「国内エンタープライズ企業向けにリリース」と明記されています。

エンタープライズとは、一般に大企業や大規模組織を指す言葉です。つまり、個人ユーザーや小規模な事業者がすぐに利用できるサービスではありません。

料金体系については、月額課金で1名から、1か月のみの利用も可能とされています。この点だけを見ると手軽に感じますが、あくまでエンタープライズ向けという前提は変わりません。

また、対象範囲や提供時期は今後順次変更される可能性がある点も押さえておきたいところです。現時点の発表内容がそのまま続くとは限りませんので、関心のある方は公式の続報を待って判断するのが安全です。

発表では「国内エンタープライズ企業向け」と明記されており、個人向けではない 月額課金・1名から・1か月のみの利用も可能とされている 対象範囲や時期は変更の可能性があるため、最新情報の確認が重要

 

料金や契約期間の縛りは? 公式情報でわかっていること

新しいサービスを検討するとき、「いくらかかるのか」「途中でやめられるのか」は最も気になるポイントです。Coworkの料金について、現時点でプレスリリースから読み取れる情報を整理します。

月額課金である(年間一括払いのみ、といった縛りではない) 1名から利用可能(大人数の契約が前提ではない) 1か月のみの利用も可能(最低契約期間についての制約は示されていない)

一方で、具体的な月額料金はプレスリリースに記載されていません。つまり、現時点では金額が未公表の状態です。「試しに使ってみたいが費用感がわからない」という場合は、正式な料金が公表されるまで待つか、問い合わせで確認する必要があります。

契約面では「1名・1か月から使える」と明記されているため、大規模な導入を決める前に小さく試せる設計にはなっています。ただし、ベータ版(正式リリース前のテスト版)の段階であるため、正式版で条件が変わる可能性も考慮しておきたいところです。

結局、どうすればいい? 今の段階で確認しておきたいこと

ここまでの内容を踏まえ、今の時点で押さえておきたいポイントを整理します。

ベータ版の募集はすでに2026年4月30日から始まっています。利用環境の配布は5月初旬から順次とされているため、関心がある場合は早めに動くのが得策です。

申し込みは公式の問い合わせフォームから行えます。社内で導入を検討する場合は、まず窓口を確認しておくとスムーズです。

セキュリティ面では、許可されたサイトのみで自動化が進む設計とされ、AIが高リスクと判断した操作については実行前にユーザーへ最終確認を求める仕組みが取り入れられています。社内の情報セキュリティポリシーとの整合性を確認するうえで、参考になるポイントです。

ただし、対象範囲や提供時期は変更される可能性があると案内されています。「申し込んだらすぐ使える」と決めつけず、最新の状況を追うことが大切です。

最新情報は株式会社ナレッジセンスの公式ページ、またはPR TIMESのプレスリリースで確認できます。

新しいサービスほど、条件やスケジュールが途中で変わることは珍しくありません。「気になるけど、まだよく分からない」という段階であれば、まずは公式の情報源をブックマークしておき、続報が出たタイミングで改めて判断するのが無理のない進め方です。

 

 

出典:株式会社ナレッジセンス(PR TIMES) 参考:ChatSense Cowork 機能ページVOIX

スマホライフPLUS編集部

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