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充電スポットがついに急速充電対応。22.5W&8000mAhで6月から国内展開

外出先でスマホの充電が残りわずかになったとき、駅やコンビニで見かけるレンタルバッテリーに助けられた経験はないでしょうか。「借りたいけれど、料金が上がっていたら困る」「性能が変わるなら、自分のスマホでもちゃんと使えるのか」—そんな不安を感じている方に向けて、モバイルバッテリーシェアリングサービス「CHARGESPOT」の新型バッテリーについて、株式会社INFORICHの公式発表をもとに整理します。料金は変わるのか、何が良くなるのか、注意すべき点はどこか。順番に見ていきましょう。

 

充電スポットがついに急速充電対応。22.5W&8000mAhで6月から国内展開の画像1
(画像はShutterstockから引用)

 

CHARGESPOTの新型バッテリーは何が変わった?容量と充電速度を比較

「料金が同じなら、具体的にどこが良くなったの?」と気になる方も多いはずです。株式会社INFORICHが発表した新型バッテリーと従来モデルの違いを、数値で整理します。

バッテリー容量:従来の5,000mAhから8,000mAhへ増量。単純計算で約1.6倍になります

最大出力:従来モデルの10.5Wに対し、新型は22.5W。USB PD(機器間で通信し、最適な電力を選んで短時間で充電できる規格)およびPPS(充電中の機器の状態に合わせて電力量を細かく調整する技術)に対応し、最大約20Wの急速充電が可能です

対応端子(出力):新型はUSB Type-CとLightningの2端子。従来モデルにあったMicro USB Type-Bは新型では未対応で、対応時期は未定とされています

容量が増え、最大出力もおよそ2倍になった一方で、Micro USB Type-B端子を使っていた機器をお持ちの方は注意が必要です。新型では現時点でその端子が使えないため、手持ちの機器の充電端子を把握しておくことが判断のポイントになります。

 

料金は本当に上がらないの?据え置き発表の中身を確認

「性能が上がったなら、料金も上がるのでは?」—そう心配する方は少なくないはずです。外出先でスマホの充電が切れそうなとき、レンタルバッテリーの料金が気になって借りるのをためらった経験がある方もいるでしょう。

この点について、運営元の株式会社INFORICHはプレスリリースの中で明確に触れています。ポイントを整理します。

利用料金は従来の通常バッテリーと同額(価格据え置き)で提供すると発表されています

新型急速充電バッテリーの導入に伴う利用料金の変更は、現時点では予定していないとされています

バッテリー容量の増量や急速充電への対応といったスペック向上を実現しながらも、価格据え置きであることが公式に示されています

つまり、新型バッテリーに切り替わっても、いま払っている金額と同じ料金で利用できるということです。家計への追加負担を心配する必要は、現時点の発表内容を見る限りありません。

ただし「現時点では予定していない」という表現には注意が必要です。将来的に料金体系が見直される可能性がゼロとは言い切れません。展開時期も「順次」とされているため、お住まいの地域でいつ新型バッテリーが使えるようになるかは今後の情報を確認する必要があります。

 

なぜ今「急速充電」?USB Type-C統一とバッテリー消耗の加速が背景に

「最近、スマホの充電がすぐ減る気がする」—そう感じている方は少なくないはずです。実はその感覚には、世界的な技術の流れと日常の使い方の変化という二つの背景があります。

まず一つ目は、充電端子の統一です。2024年以降、欧州連合(EU)による規制に伴い、スマートフォンの充電ポートが「USB Type-C」へ統一されました。これをきっかけに、世界的にUSB PDやPPSといった急速充電規格への対応が進んでいます。

USB PD—USB Type-C端子を介し、機器間で通信して複数の電力プロファイル(高電圧・高電流)から最適なものを選択し、機器をより短時間で充電できる規格

PPS—USB PDの仕組みの一つで、充電中の機器の状態に合わせて電力の量を細かく調整できる技術

もう一つの背景は、バッテリー消耗スピードの加速です。スマートフォンの高性能化やアプリの高機能化、さらには端末の買い替えサイクルの長期化などが重なり、日常的なバッテリーの減りが年々早くなっています。長く同じスマホを使い続けるほど、この影響を実感しやすくなります。

つまり「充電端子が世界共通になった」ことと「バッテリーが減りやすくなった」ことが同時に進んだ結果、急速充電への対応が業界全体で求められるようになっているのです。

 

自分のスマホでも急速充電になる?対応条件を整理

「料金が変わらないなら、自分のスマホでも速く充電できるの?」と気になった方も多いでしょう。ただし、急速充電の恩恵を受けるにはスマホ側の条件も関わってきます。ソースから読み取れるポイントを整理します。

新型バッテリーが対応している充電規格

CHARGESPOTの新型バッテリーは「USB PD」と「PPS」という2つの規格に対応しています。お使いのスマホがUSB PDやPPSに対応していなければ、新型バッテリーを借りても急速充電にはなりません。

出力端子はUSB Type-CとLightningの2種類

新型バッテリーの対応端子(出力)はUSB Type-CとLightningの2端子です。従来モデルにあったMicro USB Type-Bへの対応時期は未定とされています。Micro USBしか使えない古めのスマホでは、この新型バッテリーから充電できない可能性があります。

レンタル時に「急速充電バッテリー」は選べない

注意したいのは、レンタル時に急速充電バッテリーを指定することはできないという点です。スタンドから出てくるバッテリーが新型か従来型かは、そのときの在庫次第になります。「急速充電を確実に使いたい」と思っても、必ず新型が手に入るわけではありません。

まとめると、急速充電の恩恵を受けられるかどうかは「スマホ側がUSB PDやPPSに対応しているか」「端子がUSB Type-CまたはLightningか」、そして「たまたま新型バッテリーが出てくるか」という3つの条件が揃う必要があります。

 

いつ・どこで使える?展開スケジュールと設置台数

「近所のスタンドで新型バッテリーが借りられるのはいつから?」と気になる方も多いでしょう。公式発表に基づく展開スケジュールと現在の設置規模を整理します。

INFORICHの発表によると、新型急速充電バッテリーの展開は以下の順序で進んでいます。

2026年1月〜:中国での展開を皮切りにスタート

その後:香港、オーストラリアへと順次グローバル展開を拡大

2026年6月〜:日本国内での提供を開始

日本国内のCHARGESPOTは、2026年3月時点で全国47都道府県に約6万台が設置されています。グローバルでは香港・台湾・中国・タイ・シンガポール・マカオ・オーストラリア・イタリアに展開されています。

ただし、6月の開始直後にすべてのスタンドで新型バッテリーが借りられるわけではありません。公式発表では「今後は市場の需要に応じて、順次展開数を拡大していく予定」とされており、設置場所や台数は段階的に増えていく見通しです。さらに、今後ケーブル3本一体型モデルの国内展開も予定されていますが、詳細は未公表です。

お住まいの地域で新型バッテリーがいつ利用できるかは、展開の進み具合によって変わる可能性があります。

 

知っておきたい注意点─バッテリーの指定不可と端子の変更

「新型が出るなら、次に借りるときは急速充電タイプを選びたい」と考える方は多いはずです。しかし実際に利用する際には、いくつか知っておきたいポイントがあります。

レンタル時に急速充電バッテリーを指定することはできません。スタンドから出てくるバッテリーが新型か従来型かは、そのときの在庫次第です。「急速充電を使いたかったのに従来型だった」というケースは当面起こりえます

新型の対応端子はUSB Type-CとLightningの2端子です。従来モデルにはあったMicro USB Type-B(古いAndroidスマホなどで使われる端子)が新型では省かれており、対応時期は未定とされています。Micro USB Type-Bのケーブルでしか充電できない機器を使っている場合、新型バッテリーでは充電できない可能性があります

展開数は順次拡大予定であり、対象範囲や時期が変更される可能性があります。お住まいの地域のスタンドにいつ新型が届くかは、現時点では明示されていません

料金が据え置きなのは安心材料ですが、「借りてみたら端子が合わなかった」という戸惑いを避けるために、自分のスマホの充電端子がUSB Type-CかLightningかを把握しておくことが大切です。

 

結局、どうすればいい?利用前に確認したい3つのポイント

ここまでの内容を踏まえ、CHARGESPOTの新型バッテリーを利用するうえで押さえておきたいポイントを3つに整理します。

【1】料金は変わらない――ただし急速充電には条件がある

利用料金は据え置きです。追加料金の心配はありません。ただし、急速充電の恩恵を受けるには、お使いのスマートフォンがUSB PD/PPS(機器間で通信し、最適な電力を選んで短時間で充電する規格)に対応しており、USB Type-Cで接続する必要があります。対応していない端末では従来と同じ速度での充電になります

【2】レンタル時に「急速充電バッテリー」は選べない

新型バッテリーは2026年6月以降、順次設置される予定ですが、レンタル時に急速充電バッテリーを指定することはできません。借りたバッテリーが新型か従来型かはその時の在庫次第です。「必ず急速充電できる」と思い込まないことが大切です

【3】展開時期は「順次」――すぐ全国で使えるわけではない

国内展開は2026年6月以降、順次とされています。お住まいの地域やよく使うスポットにいつ届くかは現時点で明示されていません。最新の対応状況は公式アプリ「CHARGESPOT」(ダウンロード:こちら)や公式サイトで確認するのが確実です。

料金が上がらないのは安心材料ですが、「急速充電できるかどうか」は端末側の対応と在庫状況に左右されます。過度な期待をせず、まずはご自身のスマートフォンの充電端子がUSB Type-CかLightningかを把握しておくと、実際にレンタルしたときの満足度が変わってくるはずです。

 

 

出典:PR TIMES|株式会社INFORICH

参考:INFORICH公式(CHARGESPOT)ITmedia MobileImpress Watchマイナビニュース

スマホライフPLUS編集部

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