ニュースでたびたび話題になっている浮気や不倫問題。今回は、専業主婦を対象に絞って実施した「浮気に関するアンケート」を見ていきましょう。
5人に1人が浮気の経験アリ！ 浮気をした理由第1位は「寂しさを感じていた」
離婚問題の情報提供メディア「ツナグ離婚弁護士」を運営する株式会社Clamppyでは、「現在専業主婦をしている、または過去に専業主婦をしていたことがある」全国約606人の女性を対象に「浮気に関するアンケート」を実施。
まずはじめに「専業主婦をしているときに浮気をしたことがある？」とたずねると、全体の18％が浮気経験者であることがわかりました。およそ5人に1人が浮気をしたことがあるようです。
「浮気をしてしまった理由」のランキングを見てみると、「寂しさを感じていた」との回答が24.7％でもっとも多い回答に。次いで「刺激やスリルを求めていた」が12.3％、「家にずっといることが退屈だった」が11.1％となっています。
「寂しさを感じていた」と答えた人に、浮気に至るまでの詳しい話を聞くと、以下のような回答が得られました。
「結婚4年目で、育児に疲れ、旦那からのモラハラにも嫌気がさし、息抜きやリフレッシュしたい、寂しいと感じていました。そのときに、ネットで知り合った方とやり取りを重ねるうちに好きになり、心のより所として大きな存在になり、浮気をしてしまいました」（30代）
「職場で一緒にいた後輩と仲良くなり浮気をしてしまったことがある。一時的な思い出はあったが結婚生活をするようになってなんとなく寂しい思いや鬱的な症状が出ていたときに長く一緒にいる人に思わず依存をしてしまった」（30代）
それぞれ事情が異なるものの、どこかで満たされたいという気持ちから浮気をしてしまう人が多いようです。
「刺激やスリルを求めていた」という回答者のコメントを紹介
続いて、「刺激やスリルを求めていた」と答えた人に、浮気に至るまでの詳しい話を聞くと、以下のようなコメントが寄せられました。
「アプリで知り合った人と電話して暇つぶし感覚で繋がってたら、お互いに会いたいねとなりはじめて会うことに。そこから体の関係を持ち相手からも好きと言われ心も惹かれ合う関係になりました」（20代）
「元カレといっても高校時代付き合っていた彼氏で、結婚してからあった同窓会で再び再会してまた恋心に火がついて関係が始まった」（40代）
「週末はクラブに通うのが趣味だったので友達と毎週通ってました。その場でお酒も入りなんとなくフィーリングが合う方がいたらその人とその場限りの関係をいたしました。特にその後も連絡先を交換したり後日会ったりなどはしませんでした」（30代）
「家にずっといることが退屈だった」という回答者のコメントを紹介
また、浮気をした理由として「家にずっといることが退屈だった」と答えた人に、浮気に至るまでの詳しい話を聞くと、以下のようなコメントが。
「業主婦は楽で毎日仕事にも出かけなくて家でゆっくりとできるので嬉しいでしたが、それも毎日だと退屈です。そこでたまに息抜きをしたくて軽い気持ちで友人と浮気の真似事をしました」（30代）
「SNSで日常の愚痴などを発信していたところ、幅広い世代の男性と仲良くなった。既婚者なので会うつもりはないとは言っていたものの、お茶くらいいいのではと言われ、それもそうかと会ってしまったところ、すごく気が合ってしまい、勢いから浮気してしまった」（30代）
「子どもが生まれてからは子ども中心の生活になり、夫婦間のコミュニケーションはほぼほぼゼロになりました。家にいる時間も長くなり、退屈していたタイミングでフィットネスクラブで浮気相手と出会いました。久しぶりに異性と触れ合い、楽しさを感じて浮気に至りました」（30代）
普段の生活の中で感じる寂しさや退屈さをきっかけに、刺激やスリルを求めるようになった人も少なくないのかもしれません。
「SNS・アプリ」で浮気相手と知り合った人は約4割
次に「浮気相手とはどのように知り合った？」とたずねると、「SNS・アプリ」が38.3％という結果に。インターネットを通じて知り合った人からは、以下のような回答が得られました。
「Twitterで仲良くなりオンラインゲームを一緒にするうちに仲良くなり、会ってみたいとお互い思うようになっていました。そして予定を合わせて会いました。飲みに行ったり一緒にゲームをしているうちに相手のことがもっと好きになり、深い関係になってしまいました」
「Tinderというマッチングアプリで体だけの関係の男性を私は求めていました。初対面で会って10分後に男女の関係になっているのが不思議と興奮することを覚えてしまいやめられないです」
SNSで知り合った人と仲良くなって浮気に至った人がいる一方、はじめから体の関係を求めてマッチングアプリを利用する人もいるようです。
3年以内に浮気をしてしまう専業主婦が多い？
「専業主婦になって何年目から浮気をした？」とたずねると、半年～1年以内と2年～3年が19.8％で高い割合を占めました。次いで「半年以内」、「1年～2年」の順となり、多くの人が専業主婦になってから3年以内に浮気をしてしまっているようです。
次に「浮気相手に自分が既婚者だと伝えていたかどうか」を質問すると、浮気をしていた人の79.5％が伝えていることがわかりました。既婚者であると相手も理解しているにもかかわらず、浮気に発展しているようです。
子どもの有無、既婚者と伝えることは浮気に関係ない？
最後に、浮気をした専業主婦に「子どもはいた？」と質問すると、ちょうど半数に分かれる結果になりました。育児疲れや旦那からのモラハラなど、さまざまな要因が重なったことが浮気の原因になっている人が多いようです。また、子どもが産まれたことで夫婦のコミュニケーションが無くなったことも、浮気の原因の一つとなっています。
本調査から、既婚者・子どもの有無にかかわらず、専業主婦のおよそ5人に1人が浮気をしてしまっていることが明らかになりました。浮気の原因は人それぞれですが、寂しさや退屈さ、日々の生活の疲れから浮気をしてしまう人は少なくないようです。異性と知り合ったり出会ったりできるSNSやアプリが増えたことで、浮気に発展してしまう人も多くなっているのではないでしょうか。
出典元:【ツナグ離婚弁護士】
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